心の三毒（貪・瞋・痴）を制す

今年2023年の1年間の集大成のひとつ。

心の三毒（貪・瞋・痴）を滅すること。

ちょうど1年近く前。

昨年末の12月30日、私は富山県にある大岩山日石寺にいました。

なぜここに来たかというと、、、

その前年2021年9月に、高野山にて

不動明王さんの木版画が飾ってあるのを見つけました。

そこに私のやっている事業所、会社の名前でもある 阿吽 と、

大岩山という文字が入っていたのでした。

なんとなく、そこに行った方が良いような気がして

調べてみたら、大岩山日石寺は富山県にある真言密教の大本山で

大きな岩に掘り出された不動明王さんが起源、滝行ができるお寺でした。

私たちの行き先はその時々の旅先でのインスピレーションやご縁に導かれて決めることが多いのですが、

この時はこの木版画がお導きだったようで。

結局年末の禊の旅に、冬の滝行をしようと思い、12月末に実際に富山県まで行ってみたのでした。

雪道をドライブして、北陸のサウナの聖地というところで一晩過ごして、

翌朝、いよいよ大岩山日石寺へ。

実は2022年12月後半は

当時赤坂にあったスタジオの移転や自宅の売却&引越しを決意した頃で、

移転先も売却も、まだどうなるかも分からぬまま、

次のステップに向けての手放しと

断捨離や変容のプロセスの真っ只中でした。

そうしたらなんと、、、

行った日石寺で真っ先に出迎えてくれたのは

断捨離祈願！！

ほうきがついた護摩木。

こんなの初めて見た！！

完全にお導きだって思いました。

そしてお地蔵さんのイメージを覆す巨大な素敵なお地蔵さんと

本堂の中の、巨大な岩に掘り出された不動明王さんに参拝。

不動明王さんの前に座していたら

そこに書かれていたのが

貪・瞋・痴 の三毒を滅せよ、というような内容でした。

ちょっと前にちょうどある動画を見た時にも、

ある和尚さんがその話をしていて心に残っていた時でした。

貪欲(欲望)・瞋恚(怒り)・愚痴(無知)という煩悩のこと。

ヨガでも5つのクレーシャ（煩悩・悟りに至る障害）の中にこれらが含まれています。

さらにそこにあった六波羅蜜（六つの善行　布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧）の御神籤を引いてみたら、

私が引いたのは【持戒】

これもヨガの実践の基本である日々の在り方を整えるヤマ・ニヤマと同等のものです。

※六波羅蜜、持戒、クレーシャ、ヤマ、ニヤマについてはいずれまた別の記事で

そして真冬の滝行へ。

ここにある滝は六本滝という明治元年に修行用に作られたという六本の滝。

この滝に打たれる滝行で

竜の頭から流れる滝の水が

貪・瞋・痴を含む六欲(貪・瞋・痴・慢・疑・邪見)を抑えて、

六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)を清浄し

仏様とご縁を結ぶ灌頂を受けることになるそうです。

そして横にあったその年の滝行の人数の札。

私たち2人でちょうど2222人目！

秋ごろの寒い中の滝行をしたことはあるけれど、

12月の真冬の滝に入るのは初めてでした。

そうして禊がれた2022年末。

そして今年、2023年の12月の話。

先ほど書いた貪・瞋・痴 についての動画で話していた和尚さんというのが

愛知県の福厳寺の住職さんである大愚和尚さん。

分かりやすく心に響く教訓を伝えてくださっており、見たり聞いたりしたことがある方もいらっしゃると思います。

その福厳寺で毎年行われているあきば大祭という、

秋葉三尺坊の大魔神力にあやかる火渡をする儀があるのですが、

それに行ってみたいと思っていて、いよいよ今年の12月2日に行われるということで

行ってみることに決めていました。

決めた後、12月3日夜に兵庫に行って12月4日（私の誕生日）に六甲全山縦走をすることになり、

結果として連続して行ける良いタイミングとなりました。

必要な時ってこんな感じでどんどんインスピレーションとシンクロとミラクルが立て続けに起こり、

結局全部が繋がっていくというのが本当に目に見えて分かります。

そして実際に現地に行ってみて、

この火渡りの儀の神髄は

火を渡ることで心の三毒（貪・瞋・痴）の炎を収めて制することである

と知りました。

昨年末の滝行がここに繋がりました。

滝の水で打ち流し、

1年後に炎を渡って制する。

全てに、

ただただ感謝の気持ち。

↑【ダイナミックライフ・クエスト】旅のYouTubeチャンネルを始めました↑

第一弾に、今回の火渡りの儀のダイジェスト映像をアップしています。

ぜひ見てみてください↑↑↑

今後も旅動画をこちらにアップしていきます。

https://youtube.com/@dynamilifequest

↑チャンネル登録してね☆

お寺では屋台もあったよ☆

この日の夜はもつ鍋で乾杯！

今日も一日ありがとう(^^)

翌日、兵庫に向かい

40kmの距離、総上昇量約3000m、15時間半かけて1日で六甲全山を縦走することになります。

ここで更に変容の炎を燃やします🔥

六甲の話は、次の記事へつづく！